新日本風土記

箱根

2014 • E19    Aug 22, 2014    60m
古来、東海道の要衝として栄えてきた宿場町、箱根。“天下の険”とうたわれた急峻な山々は、幾度も繰り返された火山の噴火が作り出した。

そして現在、都心からわずか1時間半となった箱根は、毎年2000万人が訪れる日本屈指の観光地に発展した。豊かな自然に、芦ノ湖や富士山の絶景。噴煙立ち込める大湧谷に、20か所もの温泉場。登山鉄道に遊覧船。伝統のクラシックホテルに小さな家族旅館まで。“旅”のアイテム全てが詰め込まれた「旅のワンダーランド」だ。

直径わずか10キロほどの“箱庭”のような空間は、自然にできあがったものではない。人々は自らの力で山を切り開き、道路や鉄道を通し、四季を彩る花樹を植え、旅人を迎えてきた。そんな土地で引き換えにした日常は、スーパーや八百屋もない不自由な暮らし。それでも人々は、“おもてなし”の気持ちを大切に受け継ぎ、旅人を迎え続ける。

なぜか、何度も足を運びたくなる観光地、箱根。その魅力をたどる物語。

<オムニバス項目(抜粋)>

• 大湧谷の“ふしぎ”

箱根名物の黒たまご、職人技で真っ黒に。なぜ黒くなるかは諸説紛糾、謎のまま。

• 土産は売るほどあるけれど

箱根の住民、買い物は往復10キロの町まで。不自由だけど、この町が好き。

• 鬼の棲むホテル

クラシックホテルで、従業員の“おもてなし”を見張る鬼の面。その正体は。

• 少女たちの登山電車

山の学校へ“あやとり”しながら40分。少女から女性へ。静かに流れる豊かな時間。

• 生きることはもてなすこと

小さな小さな家族旅館。都会人の心を癒やし続ける老女将

Where to Watch 新日本風土記 - 2014 • E19

 

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